Hi from Africa!

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インターネットと携帯メッセージで近くなるアフリカ

投稿者: Ayumi に 2008年 7月 21日

(写真はZANU-PF支持者・要員による暴力により亡くなった方たちのもので、衝撃の強い写真ですのでご了承ください。)

南アの新聞(www.iol.co.za  2008年7月21日 Zim uses blogs, text to exchange information) を読んでいたら、「ジンバブエ人は、現在のジンバブエ状況に関する情報交換のために、インターネットや携帯電話のテキストメッセージを多用している」とあった。ジンバブエでは、新聞やテレビ、ラジオによる報道の自由がほとんどない。これらのメディアはZANU-PF政府経営であり、さらに政府による携帯電話の傍聴も合法であるから、政治に関することは自由に話せない。そのため、MDCなどZANU-PF以外の政治グループによる政治活動、政治的暴力、極端に悪化している経済状況などについては、ウェブサイトとか携帯電話のテキストメッセージとかにより情報が発信されている(テキストメッセージは傍受が難しいのだろうか。。。)。記事の中では、以前わたしも紹介した、This is Zimbabweというジンバブエ政治・経済・社会状況を伝えるウェブサイトについて触れてあって、このブログに掲載された政治暴力の被害者の写真を見ると背筋が凍るとあって、私もしばらくぶりにブログをチェックすると(7月11日に投稿した、火傷を負わされ亡くなったMDC活動家の老女の写真This is Zimbabweから)、ZANU-PF要員に撃たれて野原に置き去りにされ、腐乱した状態で見つかったMDC活動家の写真とか、3月の大統領選の際に投票所の職員であり、誘拐後に暴行を受けた後に亡くなった人の写真とかがあって、MDCとZANU-PFの協議が進められている今月もまだ、暴力事件が絶えないことを伝えていた。

写真と記事はこちらこちら

最近私は、ジンバブエにおける、暴力、悲惨さ、死についてばかり報告しているが、私もこれらの出来事にショックを受けているのだ。上記2つの最近の死に関しても、死亡者が見つかった地区は、ハラレ市の、私が知っている地区(低所得者向け住宅地)であったし、私も訪れたことがある場所である。私が訪れたときは、友達と会い、楽しい思い出を残したものである。しかし、こうした事件が起きた後、とても複雑な気持ちで、これらの地区のことを思い出す。こうした悲惨な死や暴力が、もっと大きくて残酷なレベルで80年代にマタベレランドでも起きていて、多くの人に知られぬまま、住民はそれを経験したのだ。当時はインターネットや携帯電話、デジタルカメラ(現在では、ジンバブエや南アでもフィルム・カメラよりデジカメの方がポピュラーになっている)といった機器が住民の間に普及していなかったし、被害に遭った住民は農村の人々が多かったから、実際の状況に関する情報は地域外・国外にほとんど出ることがなく、ムガベ政権も国際的な非難や制裁をさほど浴びることなく、現在に至るまで、多くの人に知られぬままになっている。実は今日、私はビザ関係の手続きで内務省へ出かけたのだが、南ア人職員が私の夫がマタベレランドから来ていると知り、マタベレランドでの大虐殺について軽く言及したが、「その大虐殺については聞いたことがあるけどほんとにあったの?」という気持ちが表れていて、ああ、南アでも誰も知らないんだなと思ったものだ。ともあれ、暴力の犠牲者となった人々は、死や脅迫によって当面は口をつぐむが、政府に対する恐怖と嫌悪は一生ぬぐえないだろう。この恐怖と嫌悪が、新たな暴力を生み出すのに、、、と思う。

このように、ウェブサイトや携帯電話の普及により、私はジンバブエ状況についてより多くの情報を得ることができ、また、Hi from Africaを通して多くの日本の方々にジンバブエやその他アフリカの最新情報を伝えることができる。だから、日本からは遠く見えるアフリカも、近い存在になりつつあるなあと思う。私がジンバブエに初めて渡航した10年前は、手紙かたまーにの電話だけで家族とやりとりしていたのと比べると(インターネット使用者が家族内にほとんどゼロ)、Eメールやウェブサイトを通して毎日意見交換できるできる現在(インターネット使用者が家族の約80%に増加!)は、遠くに住んでいるなあという気持ちがまったくしない(私だけかもしれないが、、、)のだ。

アフリカは近くなってきているんだよー!

2 件のフィードバック へ “インターネットと携帯メッセージで近くなるアフリカ”

  1. RUI 発言

    私は日本の大学生です。
    国際政治を学んでいます。授業で、南アについて調べているうちにこのサイトを見つけ、以来よく拝見しています。
    ジンバブエの問題も、日本の新聞やニュースサイトには乗っていない悲惨な暴力の写真などをこのサイトで見て、とても深刻な問題として受け止めています。
    わたしも、もっと多くの人にこの事実を知って欲しいと思います。これからも、問題だと思うことを日本に住む私たちにたくさん伝えてください。お願いします。

  2. hiafrica 発言

    コメントありがとうございます。
    国際政治ついて学ばれているとの事、日本ではアフリカに関する情報がたいへん少ないですから、様々な情報源からアフリカを多角的に見つめてください。日本はアフリカ、特に南アフリカとは交易量も多いのですが、実はお互いの国・地域のについての理解量は少ないようです。現在のところ、南アやジンバブエの悲惨な場面ばかりサイトに載せていますが、一人ひとりの人の死というものを深刻に捉えていただきたいという思いがあります。第三世界のアフリカでも、1人の死は遺族や友人にとってたいへんつらく、乗り越えがたいのは、日本と同じです。同時に、アフリカでの生活の楽しい面も報告していきますから引き続きご覧ください!

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